Complete text -- "(金)市場動向覚え書"

04 August

(金)市場動向覚え書


  • 株価上昇が止まりません。こんな表現をしてしまうこと自体、自分のもともとの予測(ベアマーケットラリー)に固執している証左なのかもしれませんが、企業業績のコストカットによる改善でここまで株が上がるとはまったく予想していませんでした。甘かった。このままいけば、米国の投信フローで見てもまだ入っていないリアルの買いがついてくるようになるのかも。
  • で、株高に連れてなのか(主としてアメリカの)需給も気になるのか国債金利もちょっと上昇。クレジットは相変わらず投資資金を集めているようでタイトニング。アメリカはハイイールドまで突っ込んでいるのはちょっとどうかなと思わなくもないですが、投資資金の流れっていうのはそういうもんなのですね(株のボラティリティを世界中の機関投資家が嫌っているという話は聞くのですが、この2年間のデータで言えばクレジット市場の値動きの方がよっぽどブラックスワン=ファットテイルだったんじゃないかと思います。それでも、キャピタルロスの額はやはり株の方が大きかったということなんですね、きっと)。
  • やっぱりキーワードは金余りでしょうか。去年と違ってこれからファンダメンタルズが悪くなるというフェーズではなく、さすがに底抜けはしないというレベル感が投資資金の流れを加速させているということなのかもしれません。この流れがとまるとすれば、もうこの位でよいだろうというフェアバリュー感覚というよりは、イベントでパシッと(ふたたび全資産相関係数1で)切り返しちゃうということのような気もいたします。
  • でもって今見えているリスクは(予想されているのでショックにはならないでしょうけど)米国のCRE・地銀(FDICの支援体制も含む)・地方債(中央政府のサポート含む)・GSE、東欧など小国のソブリンリスク、油上昇。ショックになりそうなものは(当然)見えていないので並べようがないのですが、夏は要注意なので、先入観を持たずにいろいろ見てみます。

05:00:00 | mentor | | TrackBacks
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