Archive for March 2007

31 March

(食)静岡でお寿司


  • 静岡へ帰省。静岡ってわざわざ行くようなところじゃないので、支社や支店に勤めたとかお客さんがいたとか大学にいったとか受験したとかいう「用事がある」ケース以外に静岡に行ったことがある人は少ないですよね。おかげさまで(?)のんびりと空いているのかしら。景気も、上向きって言えば上向きなんだけどずっと中庸だからね…というコメントを聞きました。

  • そんな中庸の環境では、人も優しいし物価もそこそこ。大きなディスカウントもないけれどプレミアムもない。ネットで買えるものは競合して世のデフレの波に巻き込まれるけど、地元のものはそうでもないのかも。

  • ということで(?)静岡のおいしいお寿司です。「寿し幸」さんの北安東支店(←と言われてもなんのことやら地元以外の人にはわからないに違いない)はネタが良いのでお気に入り。田舎なのに劇混みです。お酒を結構飲んでいろいろ切ってもらってひとり7千円でした。以下は特においしかったもの。

あわび活鮑をお刺身に切ってもらって3500円。新しいと肝がおいしいんです。あじそしてこちらも活のアジを叩きに。中ぐらいのちょうど良い大きさで脂が甘い。

おすし1金目鯛にまぐろの赤身。まぐろがおいしいところではトロじゃなくて、赤身が最高。
おすし2鯖とか生トリ貝とか。特に鯖!青魚の嫌いな方はお気の毒。
おすし3最後の巻物はやっぱり鉄火。しその葉をしのびこませてあってよいアクセントになっていました。

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29 March

(金)銀行株が上がらない


  • 震源地より遠いほうが「振れ」が大きい…という表現を今日うかがいましたが、まさにそんな感のあるここしばらくの株価動向。主因はアメリカ経済のはずですが、日本株は下げも大きく戻りも鈍い。エマ株扱いなんだよなあと思いながらも、エマは戻っている。何で弱いのかなあ。

  • 中身を見てみると、何せ銀行セクターが弱い。TOPIXで1割ぐらいの時価を占めるので、これが弱いと戻らない。で、なぜ弱いのかというと特に環境が変わったというよりは市場の「金融政策変更⇒長期金利上昇⇒収益上昇」という謎のストーリーが剥落した分、という感じかしら。銀行はALMをカーブで儲けているのであって、フラットニング環境は全然収益貢献しないのにね。

  • 今日お目にかかった元セクターアナリストのお言葉で印象的だったのは、日本の銀行経営者は全然株主の方を向いていない、という一言。増資しなくちゃいけなかったときには通り一遍のIRをやっているけれど、その後まったく戦略が見えてこない。昨日お目にかかった元銀行員のお話では、メガバンクの一画が○○銀行宣言とやらをしたあたりから、ストラテジーの先祖がえりが明確になったのでは、ということだそうです。

  • とても不思議ですね。銀行の方にお目にかかると、いろいろなことが変わったという印象もあるのですが、全体の経営スタンスは変わりようが無かったということなのでしょうか。1980年代後半の金融危機を乗り切るために、徹底したROE経営に転換した米銀とは大きな違いで、危機を乗り切るのが「霞ヶ関の補助」によるものだったからなんでしょうか。アメリカ式がいいとは必ずしも思わないのですが、欧州のメガバンクが同じ方向に進んでいるのを見ると、やっぱりその方向が社会システムとしては効率的なんだろうなあと思わざるを得ません。そうじゃない道を日本が選ぶとすれば、国がもっとも経営センスをもっていて業界を導くことができるか?という質問になる。もちろん答えはNO。

  • そういう状況を見抜いて株が上がりにくいって言うのは、昔にくらべれば外人投資家さんの目線が強く効いているということでグローバルスタンダードからはずれていることが数字で認識されるようになったということでしょうか。



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26 March

(食)ほたるいか♪


  • なんとなーく疲れているという言い訳のもと、スポーツクラブをさぼってのみに出かけてしまう。仕事も中途半端で気持ち悪い。体力って大事だな、とつくづく思います。

  • で、今日はどうしてもほたる烏賊が食べたいので神田の富山料理屋さん、越中へ。ほたるいかの産地もこの週末の地震で被害にあっていると思います。頑張れ、被災地。いただいたのは定番ほたるいかの酢味噌と、ほたるいかの沖漬け。無理なく支援をするためにも、こういう特産物を個人的にも贔屓にしたいと思いますが、そういうのをもっと組織的にやる方法はないですかね。おいしいですし、ね。

  • ほたるいかって大人の食材だなあ、と思います。普通の烏賊ともまたちょっと違いますよね。イタリアンでいただくこともありますが、この味の濃さは代替がありませんね。


ほたるいかめばる
定番のボイル酢味噌がけと塩辛。このメバルの煮つけは今日のぴかいち!白いご飯(このお店はご飯もおいしい)をもらって、煮汁をかけていただいちゃいました。最高。


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25 March

(金)ファンドの論理はやはり金、でもいろいろあります。


  • NHKのドラマ、「ハゲタカ」終了。最終回は、「いいもん」のファンドが出てきてEBOを支援し、事業部門が独立した会社になるというもの。ここまでのバランスの悪さを一気に取り戻そうとするかのような「GOOD」扱いで、外資系ファンドVS本邦系ファンド、というような単純なお話に。

  • 突っ込めばきりがないテクニカルな間違いがあるのは仕方が無いとしても、けなすほうも褒めるほうも見当はずれのポイントをついているので、イメージとしては厳しい。とは言え、さいごまでけなしっぱなしではなくて企業の味方な役割もあることを一応紹介してくれたことで、まだマシなのかもしれません。

  • 何が一番大きな違和感かっていうと、「結局は金なのか」「そうじゃない」という仕分けになっていて、金じゃないほうが「いいもん」という結論になっていること。うーん。どうしてもそういう整理の仕方が続くんだと、永遠に谷が埋まらない。ファイナンサー(資金提供者)は、あくまでもお金がもうからないと話にならない。でも、儲けなくちゃいけない期間が長ければ、目先の利益の追求より長い視点に立ったほうが結局いいリターンを上げることができる。

  • 「金じゃなくて大事なものがある」ことを理屈につかっちゃうと、じゃあそもそも赤字にした経営者の責任ってどうよ、ということになる。赤字の事業を持続させるのは無理なので、経営者は「金」に目を配ることも大事な役割です。赤字の部門は、やはり持続できない。持続するからには何かの経済合理性のある理由が必要(他の部門に必要、会社のイメージアップに必要)で、これを曖昧にしておくと、会社の経営は成り立たなくなる。儲かる部署の人に、赤字部署を支えるインセンティブがなければ、持続はできません。

  • 日本の社会は、アメリカに較べて「短期的な収益簒奪」に対する批判が強いように見えるけど、それは単に程度の差であってどこの国にもそれを忌避する感情はあります。この一見お金にならない感情を無視しすぎると、結局働き手のモラルが下がって会社の収益が伸びなくなる。短期に儲からなくても、長期の収益ダウンを防ぐという「金の論理」で説明できなければ、ファイナンサーはついてこないんですね。

  • 金を出す側はあくまでも金の理屈。事業をやる側は、金を借入れや株式発行で調達する…つまり人の金を使うからには、その理屈にあったことをしなくてはいけない。それができないのなら、他人資本の利用をあきらめるべき。ただし、ファイナンサーにも短期と中長期の視点があって、どちらが事業のサイクルに合うかを考えていく、というのがあるべき姿のような気がするのですが…。

  • 在阪の某球団のスポンサーが変更になり、本拠地が変わることになったと発表されたあと、「誰かお金持ちの人○○球団を買うてください」という垂れ幕がその球団の応援スタンドにあらわれた光景を覚えている人はいるでしょうか。そうはいってもお金は必要なんですよね。お金の論理にしばられるのが嫌だというためには、自分にお金がないといけない、ということです。金だけじゃないだろうと金を出す人に言ってもふざけんな、ということになる。でも、将来金になりますよ(あるいはこうしたほうが将来の損が少なくなりますよ)ということを長期投資の人にいうことはできる。あるいは、長期の人がゼッタイにとってくれないような高いリスクの事業なら、短期の人にこれだけ儲かりますからリスクをとってください、と言ってみる。

  • 儲けは、かならずしも金銭に直結しなくても「イメージ」ということもあります。拝金主義の度合いが強いといわれるアメリカの方が、企業による文化・社会貢献<フィランソロフィー>が盛んなのも興味深いところです。ちなみに、フィランソロフィーに力をいれるファンド運用会社の経営者もたくさんいます。



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24 March

(食)南行徳超美味店・再訪

    (食べ歩き)
  • 南行徳の名店、戸上家やさん。フェアドマの松橋シェフにご紹介いただいてから二度目です。前回の記憶をさらに増強するおいしさ。今日は写真でご紹介、です。



いのしし1いのしし2 いのしし!お肉は塩焼き、レバーは唐揚げ。濃厚な味で、日本酒が負けるぐらい。焼酎で、ぜひ。

きじ雉肉のたたき、です。鳥とはまた全然違います。桃太郎さん、食べちゃってごめんなさい。あっぱあっぱ貝、というそうです。炭火焼でいただきますが味が濃い!またお酒がすすみます。

うどん1うどん2最後はおうどん、ですね。看板メニューの肉うどんは関東風・関西風・トラディショナルと3種類。冷たいおうどんもいろいろあって、今日は、納豆。


ちんみおさしみきんき
珍味盛り合わせ:なまこ霙和え、豆腐の味噌漬け、チーズの酒盗和え、烏賊の一夜干し、鯖の燻製。おさしみ盛り込み。鯖のあぶりが泣かせます。ベビーキンキ。骨ごとから揚げで、ぱりぱり食べられます。超美味。

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