Archive for July 2005

29 July

イ・アイ・イ


  • 「高橋治則 リゾート王復活とかき集めていた巨額マネー」週刊ポスト8.5号 「高橋治則元社長、質素な葬儀に長い行列」産経新聞7.23

  • お亡くなりになった高橋元社長の近況を記す二つの記事。いずれも、とても好意的に書かれているように読める。いまいち内容をつめ切れていない記述もあるけど、全般として過去のクリエイティビティや、直近の新たなビジネス立ち上げを前向きに書いている。

  • 取材源に直接当たったわけではないのでどの程真実かはわからないが、日本では存在しない敗者復活戦を自分がやる、という発言のくだりと、新しいビジネスを支えようとするマネーがファンドを投資家とする直接金融であるというあたりは、もし本当なら、ぜひがんばって改めて成功していただきたかったと思う。いろいろあったとは思いますし、誰がどの程度どのように悪かったのかという裁きはすべて相対的なものですが、少なくとも敗者復活を認める社会であって欲しいという意見には同意。そのためには誰かが先例をつくらないといけないんですしね。

  • 銀行が頼りにならないなら直接金融...という発想も、ぜひ成功例までたどり着いてもらいたかったです...。



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28 July

(今ごろ)ペイオフ解禁


  • 「破たん処理のプロ 金融庁の異例人事シフトペイオフ発動へ体制万全」 そう、金融コンフィデンシャルですね。本ブログでは久々の登場。7.26付。

  • ノンキャリの信組破綻処理の経験者をキャリアポストにつけ、来るべき信組破綻に備えるという内容。このコラムでは、ペイオフ解禁のころから、都内某信組という言い方をずっとしている。さて、どうでしょうね...。

  • ところで、ペイオフ解禁って英語として成り立っているのかしらん。動詞のpay offは完済するという意味ではなかったのかなあ。残余財産のペイオフ(で預金者にとっては不完全ペイ)という意味かしら?謎だ。



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27 July

ワールド


  • 「ワールド、株式非公開へ」日経7.25夕刊 おお!ついに出た!株主関与を嫌ってMBOで非公開へ。

  • よくわからないのはこの記事の仕立て。確かにワールドの事例は、上場廃止基準の定職ではなく、また親会社の資本政策ではない。しかし、そうはいってもこんなドラスティックなことをやるからには何かがあるはず。経営状態をちょっと見ればわかることもあるはずなんだけど、普遍的に使えそうな防衛策としての書きぶり。それは変でしょう。

  • この手法のプロコンについては、そのうちhttp://tez.com/blog/ のisologueさんに鋭い解説が載るかな?



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26 July

夏休みの自由研究:なぜ「銀」行か?


  • 7.22付の東京スポーツのコラム。日銀の政策広報によれば、1872年の国立銀行条例でBANKに初の訳語が当てられたそうな。金とするか銀とするかは語呂の問題、もしくは渋沢栄一考案説。

  • 全銀協資料では、銀行がもともと中国の言葉で、銀貨の流通が多かったからそうなっているとのこと。

  • いままであまり気にしたことがありませんが、確かに中国では「銀行」という言葉が使われていますよね。中国語がもとなんでしょうか。



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25 July

横浜銀行+天下り考


  • 「新頭取に小川是・元大蔵事務次官を迎えて攻勢に出る横浜銀行の思惑」経済界8・2日号 前にも横浜銀行を当ブログで切り抜きましたが、追加。

  • 小川元事務次官の取り込みを、最近の天下り反対のトレンドに反するものであるというトーンをにじませつつ、広域連合を目指すストラテジーであればこういう人事もありか、との内容(勝手な要約ですが)。こういう旧態な発想で、現在好調のはまぎんは今後どうなるんだろう。

  • 確かにネットワークを生かすという意味で、天下りだの横滑りだのなんだのというのはとても有効で、これは欧米にもよく見られる手法。一方で、株主に対して最終責任を持つCEOにそういう人を当てるかどうかという点については、日本独特の思想なんじゃないでしょうか。私は銀行のことをよく知らない…と言うような方に経営を任せて黙っている株主もすごい。

  • 「官僚の天下り停止報道で困惑の経団連」財界 夏季第2特大号 一連のどたばたは新聞の独り相撲で、経団連は困惑しているという内容。いろいろなレベルでいろいろなところで認識というか常識のずれはあるんですよね。ここところ、こういった関連の発言では奥田会長のイメージダウンが目立ちますが、おそらく彼の発言は、“経済界”の常識を述べたに過ぎないんでしょうね。



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